教員採用試験の勉強法

教員採用試験の勉強法

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勉強の説明書

教員採用試験に合格するには

教員採用試験は一次試験が7月上旬から始まり、二次試験が8月~10月上旬ぐらいにあります。

効率よく計画立てた勉強法を取り入れていくには、受験の一年前には取りかかっておくほうがよいですね。

教員採用試験は試験科目も多いので、丸暗記の勉強法よりはじっくりコツコツ長期決戦で臨む勉強法を取り入れていきましょう。

また教育に関する「教職教養」はしっかりと叩き込んでおきたいので、大学の授業、予備校などで学んだことはノートにまとめ、見返す勉強法を取り入れていきましょう。

しかし、教員採用試験は公立と私立では試験の内容が違います。

どちらを受験するのか、それによって勉強法はまったく異なります。

効率であれば、各都道府県によって試験内容、採用基準も違ってきます。

過去問題をひたすら解く勉強法がオススメです。

私立であれば、書類選考、専門教科の試験、面接などで試験が行われる場合があります。

こちらは選考基準に見合った勉強法を取り入れ、面接を重点に練習していくことがよいでしょう。

教員採用試験の筆記試験勉強法

教員採用試験を受けるにあたって一般教養の勉強法は、高校学習レベルを勉強しましょう。

出題の範囲は広いため参考書、問題集などを使った勉強法を進めていく方がよいでしょう。

暗記勉強法もありますが、これはあまりオススメできません。

教員採用試験は、丸暗記だけでは合格を獲得しうるのは難しいと思われます。

教職教養の勉強法は、教育原理、教育心理といった教育関連の問題が多く出るので、日ごろから新聞、雑誌など教育関連のコラムなどを中心に情報を集めておくと時事問題にも対応できそうですよ。

それから、専門教養の勉強法としては、大学受験レベルの出題が予想されます。

ただ内容としてはあまり難しくないので、勉強法としては基礎知識を叩き込むようにすればある程度問題はないかと思われます。

高校や大学受験のように一日机に向かって勉強するといった勉強法よりは、実際に教師になって何をしたいのか、そのために必要なことはなんなのか?といったことを常に考えながら知識を増やしていくやり方のほうが身につくでしょう。

教員採用試験(面接・論文・実技)勉強法

教員採用試験では、筆記試験の他に面接、論文、実技といった科目があります。

これらも効率よい勉強法を独自で確立していきながら合格を目指したいですね。

まず、面接の勉強法ですが、これは教員採用試験の一次、二次両方で行われる場合も多いです。

しっかり前を向いて、ハキハキと大きな声で自分の意見を言えるよう練習をしていくことが必要です。

あらかじめ質問されそうな項目を書きだしておくと良いでしょう。

論文の勉強法は、600~1000文字を超え、作成時間も60~90分と実施されるところによってまちまちです。

どんなテーマにも柔軟に対応できるよう何度も書くという勉強法を実践しましょう。

論文は書くテーマがあらかじめしぼられるので勉強法も確立しやすいです。

一日一枚書くという目標を決める勉強法を実践するのも良いでしょう。

実技試験、これは専門科目などで出されるものです。

体育、美術、音楽といった科目があります。

これらの勉強法は、専門知識の基礎をしっかりと作って勉強や練習をしておくことでしょう。

中にかパソコンの実技試験を行うところもあるそうです。

簡単なグラフや表作成はできるよう、自身でパソコンの勉強法も取り入れていきましょう。