中学・高校の勉強法①

中学・高校の勉強法①

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勉強の説明書

現代文の勉強法

現代文は言葉のニュアンスによって解答があいまいで解きにくいという評価があります。

そのため確実に点をとる勉強法というものが存在しないのでは、とも考えられている節があります。

しかし、現代文にも解答を導くための勉強法はあります。

まず現代文の勉強法としては、自分の考えを捨てる、ということからはじめましょう。

小説などを好んで読む人は、それぞれの考えで理解して読み進めることがあります。

しかし現代文の勉強ではそれはNGです。

きちんとした読解力のもと、作者の一番いいたいことは何なのか?なぜこの表現になったのか?を客観的に考える勉強法をしていきます。

こういった勉強法を行っていけば、普段本をあまり読まないという人でも現代文をマスターしていくことができます。

現代文の特徴としては、問題を開くその瞬間まで答えが分からない、というところにあります。

ということは、事前に読解力を学び、現代文の勉強法を練習し続ければ実力につながるということになります。

また現代文を読む時は段落ごと分けて読む勉強法も良いでしょう。

段落ごとに分けることで文章全体がどういった構成になっているのか、どこが一番言いたいことなのかをつかむことが出来ますよ。

漢文の勉強法

漢文を勉強するとき、現代文に訳そうと考えてる人多くありませんか? 実は漢文の勉強法は、訳すよりも理解することが大切です。

まずは折り返し点がきちんと読めるよう、漢文に慣れることが必要です。

漢文は基本をマスターしておけば、特別難しい科目でもありません。

現代文、古文の勉強法に比べると比較的早く理解でき、点数も取りやすい科目と言われています。

語句など覚えなくていけない部分は暗記勉強法で補いましょう。

音読といった勉強法も効果的ですね。

教科書の文章などを繰り返し読むことで漢文独特のリズムをつかむことができます。

また、漢文は教科書よりも市販の問題集、参考書などを使った勉強法が効果的です。

また、漢文には現代文にはない漢字、意味をもった漢字もあります。

そういった勉強法としては、重要漢字として繰り返し覚えていくようにしたいものですね。

漢文は読んでいるうちに、誰が何を言っているのか分からなくなることがあります。

自分なりに、人物、動詞などに記号をつけて読みやすくする独自の勉強法も編み出しておくと、漢文はもっとスムーズに覚えられそうですよ。

古文の勉強法

古文を勉強するとき、国語が得意だからと考えて選択する人がいるかと思います。

しかし、古文の勉強法は新たな外国語を覚えるようにまっさらな気持ちで挑む、これに限ります。

というのは、現代文と比べて古文には特殊な和歌の単語、文法があります。

そのため古文を理解する家で単語の暗記という勉強法があります。

これは声に出したり、耳で聞いたりする勉強法が効果的です。

教科書も黙読よりは音読が望ましいですね。

それから文法力を補うための勉強法として、助動詞をマスターしましょう。

古文勉強法の上で助動詞はキーマンになります。

意味と活用形、これを覚える、すると古文の勉強の半数以上は理解したも同然になります。

これができたら、あとはひたすら古文を読みまくる勉強法へと移ります。

英語の長文を勉強するように、古文も読んで読んで読みまくることで理解力を得るという勉強法が一番的確なのです。

また、古文は教科書よりもセンター試験対策の参考書、試験問題集などを解くほうが読解力がつきやすいとされていますよ。