中学・高校の勉強法②

中学・高校の勉強法②

記憶術”日本一”を勝ち取った藤本憲幸の「超」記憶術

勉強の説明書

数学の勉強法

数学の勉強法に、効率よいやり方というものは存在しません。

試験科目のうち、一番時間を費やして理解していくのが数学かもしれません。

しかし、数学はやればやるだけ必ず成績につながる科目でもあります。

具体的な勉強法としては、とにかく同じ問題を繰り返し繰り返し解き続けること、これに限ります。

数学は答えを出すまでの過程をきちんと理解することが最大の目的です。

そのため、考え方、解き方を公式に当てはめたり、ああでもないこうでもない…と考える時間そのものが勉強法となり力となります。

勉強法としても自分の間違ったパターンに気づき、なぜ間違ったのかチェックしていくことが必要です。

また勉強法というよりは計算力、暗算力などがあると数学の勉強の強い味方になるでしょう。

例えば授業で数学を勉強するときは、予習をするよりも復習を重点的におく勉強法を取り入れてみましょう。

習った箇所を確実に身につけていけば、新たな数学の問題に出くわしても基本がしっかり身に付いていればすんなりと理解していけるようになります。

数学の勉強法に近道はありませんが、根気よく問題を解いて考える力を養うことで確実に力を伸ばせることが出来るのです。

日本史の勉強法

日本史を勉強するうえで大切なことは、ノートをとることです。

とくに自分のオリジナルノートを作り、年表や用語などをきちんと整理していくことが必要でしょう。

このノート作りが日本史の勉強法には大いに活躍します。

歴史の勉強というものは、丸暗記勉強法だけではカバーできないことがあります。

丸暗記するよりも、あらゆる事柄を関連付けて理解していく勉強法が望ましいでしょう。

日本史なら、中学時代から勉強している人も多いのである程度歴史認識があり、おおまなか時代の流れというものをつかんでいることでしょう。

その中で頻繁に出てくる用語、これはゴロ合わせや暗記などでまずは覚える勉強法をとります。

そこから少し掘り下げた問題などは、年号、時代背景などからイメージしやすい形で理解する勉強法をしてみましょう。

日本史の試験の出題は、浅く狭く深い知識を出す傾向があります。

そのためうまくまとまった年表、ひとつの時代、一人の自分物にスポットを当てた資料などをうまくオリジナルノートにまとめた勉強法が功をなすと考えられます。

さらに視角からも覚えるために日本史の映画、ドラマなどを見るということも勉強法の一つともいえますよ。

世界史の勉強法

世界史の勉強法としては、授業を集中して聞くこと、これに限ると思います。

というのも世界史の試験対策としては、難関校を狙わなければ教科書で習ったことが出題される傾向があります。

そのため世界史は教科書重点の勉強法をしてみましょう。

世界史は覚えなくてはいけない事柄がたくさんあります。

勉強法はほぼ暗記の世界とも言えなくもありません。

しかし、それは繰り返し繰り返し問題集を行うことで理解力を高めていくことができます。

基本を忠実に暗記していく勉強法が世界史には求められます。

そのため毎日一問一答など5分間くらいの簡単な世界史の問題を解いていく勉強法もよいでしょう。

世界史など歴史の勉強は長時間机に向かって勉強して効果が表れる科目でもありません。

そのため毎日5~10分程度簡単なテストをして頭に叩き込む、こういった勉強法が暗記力を高めていく一番良い方法といえそうですよ。

それから各国の歴史別ノートを作り、年号から歴史の事柄を書きだし、見返す勉強法も頭に入りやすくなりますよ。